マンハッタンのタウンハウス 民泊ビジネス可の優良物件〜ニューヨーク魅惑の物件ツアー

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今回はマンハッタンの中心部、タイムススクエアから歩いて10分程のヘルズキッチンというエリアにあるタウンハウスをご紹介しましょう。

物件は、9番街と10番街の間、44丁目に伸びるタウンハウス街の南側に位置しています。昨年購入した現在の所有者によって、10ヵ月間におよぶ100万ドル以上費やした全面改装が施されました。
 
エントランスは2つあります。左側のエントランスに入ると商業用としても使用可能な広々としたスタジオタイプのベットルームがあります。地下も綺麗に改装されており、オフィスや倉庫として使用することが出来ます。
右側のエントランスは住居専用で階段で2階に上ると、解放感あるリビングルームがあり、テラスからは美しい庭を眺めることができます。

リビングルームは大きな窓から自然光がに降り注ぎ、ゆったりとくつろぐことができます。ゲスト用のバスルームもありますので、おもてなしに適しています。

台所は高級家電が設置されており、巨大な冷蔵庫は7部屋分の食料が十分に入る大きさ。間取りは無駄がなく、台所の奥にベットルーム、専用バスルームもあります。

3階にはベットルーム3部屋、4階にベットルーム2部屋とランドリーがあります。

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合計7部屋あり、各部屋には専用バスルームがあるので、シェアにも最適です。
民泊に対する規制が厳しいニューヨークですが、この物件はAirbnbで貸出できる免許を取得しています。旅行者にニューヨークへの訪問者に短期貸しをすることが出来るので、高い利回りも望めます。

想定家賃は、1階の商業スペースが$5,000~$6,000(月)、2階~4階の住居は短期貸しで時期やお部屋のタイプによりますが、1部屋$150~500(1泊)となります。

住所:450W 44th St., New York, NY
売値:$6,500,000
固定資産税(月):$1,998
広さ:365平米
間取り:7ベットルーム・8バスルーム
https://streeteasy.com/sale/1699297

ワンポイントアドバイス:一軒家 VS. コンドミニアム購入するならどっち?

続いて、一軒家とコンド、それぞれの購入のメリット、デメリットをおまとめしましょう。検討材料の一つにしてください。

一軒家

長所

  • コンドミニアムよりも速いスピードで評価額が上がる傾向がある。
  • 増築したり、外壁を好きな色に塗ったりと、ニーズの変化に合わせてリフォームできる柔軟性がある。

短所

  • 屋根の葺き替え、下水道の問題、外壁の塗装、草刈りや除雪等、メンテナンスは全て自分で手配し、費用を負担することになる。
  • 隣人と良好な関係を保ち、互いのライフスタイルを尊重する方法を見出すことが重要。
  • 古い家の間取りの場合、地下のランドリールームへの階段の登り下り、入り口が狭いなど不便。

コンドミニアム

長所

  • 主に自分の所有しているユニットに保険をかけるため、持ち家よりも所有者保険料金が安くなる可能性がある。
  • 豪華なアメニティー。建物によっては、通常では手が出ないような設備(敷地内のジム、プール、サウナ、ラウンジ、キッズルーム等)を利用できる 。
  • 空調、電気、配管など機械システムや、他、諸々のメンテナンスは金銭的な責任を共有し、管理はマネージメントがするので、メンテナンスが容易。
  • 一戸建てよりも価格が安いケースが多い。物価の高い地域ではその差はさらに顕著。

短所

  • 高額な管理費用でアメニティーを利用していないと、無駄遣いをしているように感じることも。
  • メンテナンスは共有の責任であるため、マネジメントが常に状況を把握しているかどうかに頼ることになる。マネジメントが杜撰できちんと行っていないと、後々高額なメンテナンスが発生する可能性がある。

(山木 奈美/ナミ・ニューヨーク不動産代表 問い合わせ https://nami-newyork.com/inquiry/

山木 奈美
ナミ・ニューヨーク不動産 代表。不動産業界に入る前、外資系エアラインの国際線スチュワーデスで高度な接客を、アジアの日系五ツ星ホテルで企業担当営業として海外の営業・宴会企画マネージメントを学んだ。ニューヨークの日系不動産会社にて経験を積んだ後、2015年に独立。変化の激しいNYの不動産事情にアンテナをめぐらし、日米のビジネス慣習の違いにも精通。前職の経験を活かし、お客さまにベストなサポートを心がける。ミッションは「人々の夢を叶えるお手伝いをし、共に未来を切り開く」。ニューヨーク州認定不動産ブローカーライセンス お問い合わせはこちら