ヘンリー王子とメーガン妃、戴冠式参列を拒否される可能性も 専門家

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ウィリアム皇太子は、来年5月に開催されるチャールズ国王の戴冠式に、ヘンリー王子とメーガン妃を招待しない可能性があるという。

2人の英王室専門家は英紙サンに、Netflixのドキュメンタリー番組に対するウィリアム皇太子の心境や、今後の兄弟の関係性について語った。

ヘンリー王子は番組内で、エリザベス女王とチャールズ皇太子、ウィリアム王子との間で離脱に関する「家族会議」が行われた際、兄から怒鳴られ「恐怖を覚えた」と明かした。一方のメーガン妃は「母親、妻、標的となった人物が、将来の話し合いに招待されなかった時のことを想像してほしい」と、会議への出席が許されなかったことに不満を示した。

番組では、会議での会話の詳細は明らかにされなかった。ヘンリー王子は「兄は機関側」の立場で、それによって「不破が生じた」と述べた。

番組での発言に、王室の伝記作家アンジェラ・レヴィン氏は「このような人々を国王の戴冠式に招くことはできない」と主張した上で、ウィリアム皇太子は、夫妻に式典への参列を禁じる可能性があると指摘。彼なら「絶対に来てはならないと言うだろう」と語った。続けて、夫妻は「兄の名を汚す」ために番組を利用したと非難。ウィリアム皇太子は「非常に憤慨している」と話した。

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王室専門家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は、番組は「巧みに作られており、特にウィリアムを傷つける」ような内容だったと指摘。兄弟の関係は「取り返しのつかないものになるだろう」と語った。

来年1月に発売されるヘンリー王子の回顧録「スペア」で、事態は「さらに悪化する」と予想。ヘンリー王子が「本のために、本心を言わないようにしているのは極めて明白だ」と述べ、番組は夫妻の「莫大な賭け金を投じた大作戦の一部」と話した。

なおサンデータイムズは18日、ヘンリー王子夫妻は、英王室と話し合いの場を持つことを希望していると伝えた。報道によると、2人は直接苦情を申し出た上で、謝罪を求めているという。