死の接吻!? 面会女性とキスした囚人が死亡

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テネシー州矯正局は16日、州内の刑務所に服役していた男性が死亡した事件に関し、当時面会に訪れた女が拘束、第二級殺人罪などで起訴されたことを明らかにした。

逮捕・起訴されたのはレイチェル・ドラード被告(33)。

同局は事件について、ダラード被告が今年2月、ターニー・センター・インダストリアル・コンプレックスに服役していたジョシュア・ブラウン受刑者(30)と面会した際、「キスをしながらドラッグを渡しているのが観察された」と説明。「ブラウンを被告は約14グラムのメタンフェタミン(覚醒剤の一種)を含んだ風船玉を飲み込み、後に病院で死亡した」としている。

ブラウン受刑者は薬物関連の罪で有罪となり、11年の刑に服していた。2029年に刑期を終える予定だったという。

拘束までに半年間を要した理由は示されていない。ドラード被告は、第二級殺人罪に加え、刑事施設への禁止品を持ち込んだ罪で起訴された。現在、ヒックマン郡の刑務所に収監されているという。

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矯正局の捜査責任者は声明で「この事件は、禁止品を刑務所に持ち込むことの真の危険とそれがもたらす結果を示したものだ」と指摘。「スタッフや収監者、施設の安全とセキュリティを脅かすものは、われわれの捜査官が刑事責任を追求していく」と警告した。