近海に人食いザメ4匹 NY市で海水浴シーズン

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海水浴の前にチェックしておいた方が良いかも?

夏の到来を告げるメモリアルデーの週末、ニューヨーク市の海水浴場が公式にオープンした。ライフガードなどスタッフ不足の問題が報じられているが、その一方で、近海ではジョーズのモデルとされたホホジロザメの活動が観測されている。

サメの移動パターンを追跡する非営利の海洋研究組織OCEARCHが提供するデータによると、ニューヨーク市およびニュージャージー州近海で、4匹のサメにつけられた追跡装置による信号が確認された。装置は、サメが水面に浮上すると信号が送られるようになっているという。

5月2日にロングアイランドの沖合で、体長2.9m、200kgのオスのホホジロザメ「サイモン」の活動が確認されたほか、5月17日には、同じくロングアイランド近海で体長2.9m、260kgのオス「ケジ」の信号がキャッチされた。

メモリアルデー当日の29日には、ニュージャージー州オーシャンシティの沖合で、312cm、236kgのメス「ペニー」が、本日30日にはメスで体長280cm、192kgの「アン・ボニー」の信号が確認された。

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昨年7月は、ロッカウェイビーチの沖合で体長2m前後のサメが目撃され、海水浴場が一時的に全面閉鎖される騒動があった。なおサメのデータはアプリでも確認できる。気になる方はお出かけ前にチェックを。