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ロシアのウクライナ侵攻から4ヶ月がすぎるなか、ウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ情報総局長は、米メディアの取材に答え、プーチン大統領は「重い」病気を患っており、余命は数年だと語った。

ウクライナの首都キーウでUSA Todayのインタビューに応じたブダノフ氏は、ウクライナ軍がクレムリンに潜伏させている「情報屋」の話として、プーチン氏が「長くは生きられない」と説明。余命は2年程度だろうと推測した。

プーチン氏は徹底した秘密主義で知られ、健康状態の悪化を裏付ける証拠が明るみに出たことはない。それでも重病説は後を絶たず、血液のがん(News Lines Magazine)や甲状腺がん(Proekt)、認知症やパーキンソン病(The Sun)など、これまでさまざまな病気の噂が飛び交っている。既に手術を済ませた(General SVR)との情報が流れたこともある。

健康悪化の報道が相次いだことで、ロシアのラブロフ外相は先月、フランスの放送局TF1の取材に「まともな人間なら、この人物(プーチン氏)から病気や体調不良の兆しを感じ取ることはないと思う」と否定。「あとの判断はそのような噂を流す人たちの良心に任せる」と述べた。

ブダノフ氏はまた、ロシアとの戦争に関して、ウクライナ軍は近いうち勝利を収めると明言。ウクライナが各国の軍事支援を受け続けられれば、確実な「勝利」に向け舵を切るだろうとし、8月中旬までに「世界のコミュニティにとって(勝利は)明白になる」との見通しを示した。

ロシア軍に拘束されたアメリカ人義勇兵2人についても言及。「解決への道は簡単ではない」としつつも、「数カ月以内に」捕虜交換によって解放が実現する可能性を示し、「我々の元にはロシアが強く帰国を望む人物がいる」と話した。