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70年代に逆戻り?NY市、財政難で落書き増加

ニューヨーク市のベン・カロス(Ben Kallos)市議会議員は、市内で増加している落書きについて、除去するための財源不足に陥っているとCBSニューヨークに語った。

市が無料で提供する落書き除去プログラム「Graffiti Free NYC」は活動を停止しており、現在住民からの苦情も受け付ていない。
落書きについて住民からは「恥ずべきことだ」「自分を表現したい気持ちはわかるが、これは魅了されない」との声も上がっている。

5月末のジョージ・フロイドさんの死亡事件以降、プロテスターによる落書きも増加している。中でも、泊まり込みの抗議活動が1カ月間続いた、市庁舎近辺の建物や道路には、反権力や反警察を主張するおびただしい数の落書きが描かれている。

ニューヨーク落書き ジョージ・フロイド
🔼初のアフリカ系アメリカ人のNY市長、デイヴィッド・ノーマン・ディンキンズ氏の名を関した市庁舎の建物。©mashupNY
🔼警察の予算削減と改革を訴える泊まり込みデモ「オキュパイ・シティホール」(のちに「アボリッシュ・パーク」と改名)。最近はホームレスも増加しており、22日明け方に警察が解散させた。mashupNY
市庁舎前の道路は「Black Lives Matter」通りと名付けられ、付近にはBLM文字が描かれている。©mashupNY
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デブラシオ市長は21日の会見で、これらの落書きを長期間放置している理由を尋ねられると、建物の材質の特性により、清掃に遅れが生じていると説明。時期については明言を避けつつ「落書きは許されない。公共物のグラフィティは消去する」と約束した。一方、民間の建物については、財政上の問題から従来通りの清掃はできないと加えた。

市庁舎前の清掃に関しては、トランプタワー前のBLM文字や、ワシントンスクエアパークの像などもペンキで汚されたが、数時間内に修復作業が実施されていることから、矛盾を指摘する声も上がっている。

トランプタワー ブラックライブズマター BLM
🔼7月13日:ペンキで汚されたBLMの文字を修復する交通局の職員 ©mashupNY

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