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米スタバ シュルツ会長が退任 大統領選出馬の可能性

米スターバックスは4日、ハワードシュルツ氏(Howard Schultz)が28日付で会長および取締役を退任することを発表した。シュルツ氏は、名誉会長となり、マイロン・ウルマン氏が次期取締役会長に、メロディ・ホブソン氏(Mellody Hobson)が副会長に就任する。

シュルツ氏(64)は30年以上にわたりスターバックスを率い、ローカルのコーヒーショップを77カ国に2万8,000店舗を展開するメガチェーンへと育て上げた。近年は政治的な言動でも注目を集め、2016年大統領選ではヒラリー・クリントン氏支持を表明。民主党のジョイント・ファンドレイジング委員会に寄付を行った他、民主党のキャントウェル上院議員や政治資金団のVoteVetsへの献金を行なっている。また、昨年末に議会を通過した共和党の税制改革法案を見かけ倒しだと非難。複数のイスラム諸国からの入国を制限する大統領令が発行されると、すぐに1万人の難民の雇用計画を発表するなど、現政権の政策に度々反対の立場をとっている。

これらの言動から、以前よりシュルツ氏の大統領選出馬を期待する声が上がっていた。同氏はこれまで政界進出の噂を否定していたが、4日のニューヨークタイムズのインタビューで初めて、その可能性を示唆した。

退任後についてシュルツ氏は「国内の分裂や世界の立ち位置など、私たちの国のあり方を深く懸念している」と述べ、「私の次の章で行いことの一つは、私がお返しできる役割があるか、はっきりさせることだ」と語った。大統領選出馬の可能性については、「選択の可能性について考えるつもりだが、公職も選択肢に含まれる」と、政界進出を否定をしなかった。

スターバックスの発表によると、シュルツ氏はこの夏、家族と多くの時間を過ごすことを楽しみとする一方、新たな本の執筆に取り掛かっている。本では、スターバックスの社会的影響や株式会社の役割と責任を再定義しようとする同社の試みについて執筆する予定だという。

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