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17年来のスタントダブルが見たブルース・ウィリスの変化

失語症を患っていることを公表し、引退を表明した大物俳優ブルース・ウィリス。スタントダブルを17年間務めたスチュワート・ウィルソン氏が英紙サンの取材に応じ、ここ最近のスターの変化を語った。

長年ハリウッドの大物と接してきたウィルソン氏は、「大物セレブの多くは、星の数ほどある様々なことを同時に抱えている」と話した上で、会話が脱線することが時々あったが、当初は何か問題を抱えているのだろう程度にしか思わなかったという。

しかし、ブルース・ウィリスが「さまざまな検査」を受けていたことから、ある時点で物忘れ以上の別の問題であることを認識したと説明。発表の時期や内容は把握していなかったが、これが差し迫っていることを察知していたと語った。

最後に仕事をしたのは昨年12月の第2週目だったと明かし、この時「製作チームは、ブルースが休養に入ると感付いていた」と話した。

2週間前に会った際、「いつも体型を保っていた」ブルース・ウィリスが、痩せていたことに気がついたという。

引退表明後、ブルース・ウィリスがセリフを覚えられず、イヤホンを通じて教えてもらっていたとの報道があったが、ウィルソン氏は、多忙を極める人気俳優がイヤホンの補助に頼るのは一般的だと説明。2015年に出演したブロードウェイミュージカル「ミザリー」でもイヤホン装着が報じられたが、共演者もしていたと指摘し、特にセリフの多い作品で使用していた語った。

ニューヨークポスト紙は30日、情報筋の話として、ブルース・ウィリスが2020年の撮影中、セリフを覚えられず、現場ではイヤホンをつけ、スタッフがセリフ伝えていたと報じた。また、「アクションシーンだけでなく、スクリーンタイムを最大化する」ために、替え玉の役者を使用したり、制作を円滑に進めるため、自宅近くで撮影が行ったりするなど、この頃すでに撮影が困難になっていたと明かしている。

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