NY地下鉄や路上に不審な炊飯器。避難騒ぎに。

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16日朝、ニューヨークの地下鉄構内や路上で複数の不審物が見つかり、乗客や住民が一時避難する騒ぎがあった。

午前7時頃、ワールドトレードセンターや証券取引所に近いフルトンストリート(Fulton Street)駅付近で、2つの不審物が発見された。
爆発処理班らが調査したところ、爆発装置ではなく空の炊飯器だと判明した。

その2時間後、チェルシーの路上で、同じ製造年および型番の炊飯器が発見された。こちらも後に安全が確認されている。

炊飯器ではないが、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件や、2016年にチェルシー地区で圧力鍋が爆発装置として使用されている。報告を受けたアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事は、これらの状況は深刻に受け止めなければならないとCBS880ラジオで語った。

防犯カメラには、ショッピングカートを使い、フルトン駅に炊飯器を設置する白人男性が写っており、現在NYPDが情報の提供を呼びかけている。
男性の年齢は20-30代で、「Amazon Prime Day」と書かれたTシャツを着用している。

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NYPDは、男性が人々を恐怖に陥れようとして設置したのか、単に捨てようとしたのか動機が不明だとして、容疑者と呼ぶのを差し控えると述べた。