認知症の母親を銃で自殺させた44歳娘を逮捕

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オクラホマ州オクラホマシティの警察は今週、9月に女性が銃で自殺をはかり死亡した事件に関して、娘のジェイディー・ワッツ(44)をケアテイカーの虐待による殺人と誘拐の容疑で逮捕したと発表した。

ワッツ容疑者が故意に拳銃を提供し、それが原因で母親は自ら命を絶ったとしている。

地元TV局によると、ワッツ容疑者は認知症を抱える72歳の母親の主たる介護者となっていた。

捜査当局が入手した室内のセキュリティーカメラの映像には、ワッツ容疑者が母親のリンダ・ワッツさんを責め立て、幼児呼ばわりした挙句に「薬を飲むか、喉に詰まらせて死ね」などと暴言を吐く様子が映っていた。

リンダさんの寝室から出たワッツ容疑者は、拳銃を持って戻ってきて、ホルスターから銃を抜き出す方法をやってみせて、「好きなように使え」と述べたという。

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その後、ドリルを持って戻って来て、リンダさんを寝室に閉じ込めるつもりだと告げた。銃声が響いたのはその直後だった。リンダさんは2発発砲し、命を絶った。

ワッツ容疑者は、逮捕令状が出た後に自ら出頭した。警察に「年中無休で介護するのは最悪だ」などと話したという。現在、保釈金100万ドルを納付し、釈放されている。