NYセントパトリック大聖堂 ガソリン持ち込もうとした男性拘束

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17日午後8時ごろ、マンハッタン5番街にあるセントパトリック大聖堂(St. Patrick’s Cathedral)に、ガソリンやライターを持ち込もうとしたとして、ニュージャージー出身の37歳の男性、マーク・ ランパレロ(Marc Lamparello)が拘束された。

警察発表によると午後7時55分、5番街にミニバンを停車したランパレロ容疑者は、近くを歩き回った後、車に戻ってガソリンなどを持ち出した。
その後教会に入ろうとした容疑者は、入り口で警備員に止められた。立ち去る際に、ガソリンの一部を床にこぼしたという。警備員は、教会外に配備されていたテロ対策警察官に通報し、その後男性は拘束された。

男性は、2ガロンのガソリン2ボトル、キングスフォード製軽量燃料2点、バーベキュー用のライター2本を所持していた。
理由について「停車しているガソリンが切れたため、教会を通り抜けようとしただけだ」と警察官に回答したが、男性の車のガソリンは切れていなかったという。

諜報テロ対策部門のジョン・ミラー(John Miller)副長官は会見で、意図については不明としながらも「セントパトリック大聖堂のような象徴的な場所に、個人が4ガロンのガソリン、2本の軽量液体、ライターを持ち込むという状況は、重大な懸念である。」述べた。

NBCニューヨークによると、15日に発生したパリのノートルダム大聖堂での火災事故以来、ニューヨーク市警察は、セントパトリック大聖堂の警備をより強化している。

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