コメディ番組「ふたりは友達? ウィル&グレイス」などで知られる俳優レスリー・ジョーダン（Leslie Jordan）さんが24日、車の衝突事故で死亡したことがわかった。67歳だった。
ジョーダンさんは朝、カリフォルニア州ハリウッドでBMWを運転していた。TMZによると、運転中、「医療的緊急事態」に見舞われ、建物の側壁に衝突した可能性があると伝えている。
広報担当者はジョーダンさんのインスタグラムを更新。「レスリーが分かち合った愛と光は決して消えない」と述べ、思い出を分かち合い、お互いに慰め合ってほしいとメッセージを投稿した。さらに、ジョーダンさんが「誇りに思い、世界の人々とシェアするのを心待ちにしていた」プロジェクトを近々公開すると明かした。
ジョーダンさんは、ニューヨークでアパートをシェアするゲイの弁護士と、ストレートのインテリアデザイナーの友情を描いたシットコム「ウィル＆グレイス」に、ソーシャライツのビバリー・レスリー役として出演。2006年、同役でエミー賞の最優秀ゲスト俳優賞を受賞した。
ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズや「アグリー・ベティ」、「デスパレートな妻たち」のほか、映画「ヘルプ」など、生涯を通じて130作品以上に出演。昨年の大晦日には、アンダーソン・クーパーとアンディ・コーエンが司会を努めるCNNの特別番組にも出演していた。
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パンデミック中に、自宅からインスタグラムに投稿したビデオが話題を呼び、フォロワー数が8万人から580万人に急増した。TMZライブで、人気の秘密について「ただ自分自身であること。ばかげていて、面白い、間抜けで、楽天的な高齢者」と語っていた。