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ロシア 次はモルドバの攻撃を計画?

プーチン露大統領の盟友でヨーロッパ最後の独裁者こと、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が、侵略計画を示すものと見られる地図を前に演説する映像が伝えられた。

ニューヨークポスト紙によると、映像は、火曜日に開かれた同国の安全保障会議の一部で、テレビ放送されたものだという。

ベラルーシのジャーナリスト、Tadeusz Giczan氏はツイッターで、実際の侵略マップのようだと説明。地図には、ロシアによってすでに実行された攻撃に加えて、ウクライナ南部の港湾都市オデッサからモルドバの分離地域トランスニストリアに対する攻撃計画とみられるものも含まれている。同氏はまた、ウクライナが4つに分割されていると指摘している。

ロシアは、軍を送り込む拠点としてベラルーシを利用。24日の侵攻開始直後、国境を超えてウクライナに入るロシア軍戦車隊の様子が伝えられた。今週に入り、ベラルーシがロシアの侵略を支援するため、自国の軍隊を派遣する準備をしているとの報道も流れている。

なお、アルジャジーラは1月、ウクライナ軍諜報部の話として、ロシアの特殊部隊が、キエフを非難するため、トランスニストリアに駐留するロシア兵に対する偽旗作戦を準備していると報じていた。

両国の緊密な関係から、米国務省は28日、ベラルーシの米国大使館を閉鎖すると発表した。

デイリー・エクスプレスによると、ベラルーシの国営ベルタ通信は、ルカシェンコ大統領はウクライナへの派兵をまだ指示していないが、必要に応じて数日で動員が可能だと報じているという。

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