お騒がせ脇役 ジュリアーニ氏がハイチ移民に衝撃の暴言

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2020年大統領選でトランプ弁護団を率い、数々の残念な伝説を残したルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長。主流派メディアにはすっかり呼ばれなくなったが、この度、保守派のストリーミング番組で要らぬ暴言を吐いたとして物議を醸している。

28日、Rumbleで配信の番組に出演したジュリアーニ氏は、バイデン政権の国境対策を批判した上で、JDバンス氏およびトランプ氏が「移民がペットを食べている」と発言し炎上したオハイオ州スプリングフィールドの問題に言及。

「それ(JDバンス氏の発言)によって、クリスマスに亡くなった70歳の女性やバスで亡くなった4歳の子どもなど、交通事故が多発しているスプリングフィールドに注目が集まった。ハイチ人は運転が許されているのに、運転の仕方を知らないからだ。免許証は不要という通達を受け取っているのだ」。

人口6万人ほどの町スプリングフィールドは、移民人口の急増により、住宅供給、医療提供が逼迫するなどの問題が報告されている。なかでもハイチ移民が多く、過去4年間で1,5万~2万人増加したとされる。

危険運転の問題は州知事も認めているが、当局者は、免許証の取得に特別な手続きが採用されているわけではないとしている。

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ジュリアーニ氏の話はそこから奇妙な方向に。

「私はハイチのコミュニティを隅々まで知っている。レーガンのために働いていたとき、メキシコに留まらせるのと似たような交渉のためにハイチで過ごしたことがある」としつつ、「ハイチでカトリックの司祭と宣教師になりたかったので、彼らのことを知っているのだ」と自慢。

さらに「彼らはブードゥー教を実践している。ブードゥー教を実践するときは家畜を殺す。つまり、彼らの半分はそうしているということだ」と述べ、「彼らが悪いのではない。彼らは200年前から生活している。彼らをジャングルから連れ出して、アメリカの小さな町の中に置くべきでなかった。馬鹿げている」と驚きの差別的発言を行なった。

お騒がせな脇役たち

今週は脇役たちによる失言、暴言がメディアの見出しを飾った。

27日にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたトランプ氏の選挙集会で、コメディアンのトニー・ヒンチクリフがプエルトリコを「ゴミの浮島」と呼んだことをめぐって、ハリス支持者はもとよりトランプ支持者からも行き過ぎとの声が上がった。

この二日後、バイデン大統領はヒンチクリフの発言を非難するつもりが、トランプ支持者を「唯一のゴミ」と呼んだことから(ホワイトハウスは否定)、トランプ支持者らに揚げ足を取られる結果を招いた。

さらに31日、ハリス氏の支持者としてメディア出演を重ねている実業家で富豪のマーク・キューバン氏が、ABCの番組「The View」で、「トランプ氏の周囲に強くて知的な女性がいる姿を見たことがない」と失言。翌日Xで謝罪を表明する事態に追い込まれた。

Mashup Reporter 編集部
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