「はじめて見た」デルタ航空 脱出すべり台が機内で展開してしまう

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デルタ航空の乗客を乗せた機内で、緊急脱出用スライドが誤って展開する出来事があった。

NBCニュースによると、問題が起きたのは10日、ニューヨークのJFK国際空港からロサンゼルス国際空港に向かうボーイング767-300。「整備の問題」を理由に予定を変更し、ソルトレイクシティ国際空港に着陸した際、スライドが展開した。

同社は、迂回はスライドを理由としたものではないとしている。誤作動の理由については、明らかにしていない。

乗客が投稿したSNSの画像には、膨張式のスライドが通路を塞いでいる様子が撮影されている。

「機内で誤って展開した緊急スライドを見るのなんて初めて」

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168人の乗客は飛行機を乗り換え、同日の夜中にロサンゼルスに到着した。

スライドは緊急時にすばやく乗員乗客を脱出させるために備えられ、非常口を開けると自動的に膨張し、展開する。

今年3月、ロサンゼルス国際空港を出発しようとするデルタ航空の機内で、乗客の男が非常口を開けてスライドを展開させる事件があった。