バイデン前副大統領: トランプ氏は「信じられないほど危険で無責任」。イランへのツイート巡り

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ジョー・バイデン前副大統領は4日、トランプ大統領のイランに対するツイートについて、「危険で無責任だ」と非難した。

記者に対してバイデン氏は「いかなる大統領も国民のインフォームド・コンセントなくして、われわれの国を戦争に巻き込む権利はない。現在、この男が何を考えていているかわからない。彼はわれわれをパートナーから孤立させた。NATOの同盟から孤立させた」と述べた。また「彼にプランがあるのか全くわからないが、このような声明をするということは、ツイートの嵐をして勝手な行動をしているように見える。信じられないほど危険で無責任なことだ」と非難した。

米軍によるイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官の殺害に対して、イランから報復の声が上がっていることを受け、トランプ氏は4日「イランが米国民または財産を攻撃した場合、イランの52箇所の施設を標的にする」とツイッターで警告。攻撃は「大変すばやく激しいものになる。」と述べていた。

バイデン氏はまた「この男は不確実だ。」と述べ、「ずいぶん前に誰かが私に同じ質問をした時、私が言ったことを覚えとくとよい。この男が追い詰められるほど、私が最も心配していたのは彼が不合理なことをして、戦争に巻き込むのではないかということだ」と語った。