トランプファミリーがスコットランドに集結?でもメラニアとバロンの姿は…

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25日、スコットランド・グラスゴーのプレストウィック空港にエアフォースワンが着陸。タラップを慎重に降りてきたトランプ大統領の姿には、どこか寂しさが漂っていた。──そう、ファーストレディの姿がなかったのだ。

翌日には、ターンベリーにある自身のゴルフリゾートでプレーを楽しむ様子が報じられた。同行したのは、次男エリックと、駐英米大使のウォーレン・スティブンス、その息子。さらには長男ジュニアと、その新恋人の姿も現地のレストランで確認されている。

一方で、長女イヴァンカは別行動。650キロ離れたロンドンで、スティーブ・ジョブズの末娘、イヴ・ジョブズの結婚式に出席していたという。

では、メラニア夫人と息子バロンはどこに?

ファーストレディのSNSアカウントは、ここ10日間沈黙したまま。ネットでは、たちまち憶測が飛び交い始めた。

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「トランプのスコットランド家族旅行の費用を負担できるなんて、本当に嬉しい。孫たち、成人した息子の彼女まで連れてきたんだから。この家族旅行に参加しなかったのは誰だか分かるでしょ?バロンとメラニア!彼が嫌いなのよ!」

と、あるXユーザーが皮肉たっぷりに投稿。さらに、

「彼女はもう、彼から距離を置こうとしてるのよ」

「破局の噂が流れている」

といった“夫婦不仲説”を補強するコメントも続出している。

ジェフリー・エプスタインとの関係が亀裂を生んだとする主張もある。

「なぜ彼女はスコットランドに同行しないのか? それは、彼が“エプスタイン・リスト”に名前が載っていることを知っているからだ」

そもそもメラニアとの不仲説は、今に始まったことではない。作家マイケル・ウォルフは以前、夫妻の関係について「崩壊状態」とまで断じており、二人は口をきくこともなく、一緒に過ごす時間もない。「別々の人生を送っていると言える。別居しているのだ」と語っている。6月に放送された『60ミニッツ・オーストラリア』でも、関係者談として、「彼女は心の底から彼を嫌っている」と証言している。

現在、メラニアの公の場への登場は激減しており、日常の所在さえも不明。ウォルフは「第一期のホワイトハウスにも、彼女はほとんどいなかった。今回も同様だ」とし、「メラニアはどこにいるのか?これは、アメリカ政治にとって実は大きな謎なんだ」と主張。ホワイトハウスが意図的に情報を伏せている可能性すら指摘している。

さて、今回のスコットランド訪問の名目は「実務訪問」。フォン・デア・ライエン欧州委員長や、スターマー英首相との会談が予定されているものの、実際には自らのゴルフ場をアピールする絶好の機会として活用されているようだ。27日には、ターンベリーのゴルフ施設で行われた共同記者会見で、「ターンベリーは世界最高のゴルフコースだ」とトランプは胸を張った。

後半は8月13日にオープンを控えるもう一つのゴルフリゾートを視察する予定。どうやら「家族旅行、ビジネス営業、仕事」のトリプル目的の旅らしい。

もちろん、大統領の外遊には家族に加え、ホワイトハウス職員、シークレットサービス、記者団など、大勢の随行員が同行する。今回の出費は1,000万ドル(約14.8億円)とも報じられている。

──メラニアとバロンが不参加だったぶん、ほんの少しだけ税金の節約にはなった…のかもしれない?