トランプ大統領(79)は、すでに「死後のディール」まで気にしているようだ。
ゼレンスキー大統領をはじめとする欧州首脳との会談の翌朝、FOXニュース『FOX & Friends』に生電話で出演したトランプ氏。例によって司会者泣かせのマシンガントークを25分にわたり披露した。
協議中にかけたと報じられたロシアのプーチン大統領との電話について問われると、ゼレンスキーを交えた「三者協議」を提案したと説明。「二人が関係を築かなければ無駄だ。終わらせたいだけなんだ。アメリカ人兵士の命が失われているわけではない。ロシア人とウクライナ人、主に兵士たちだ。キーウや市街地といった間違ったスポットにミサイルが撃たれて、亡くなった人々もいるが…。1週間で7,000人が殺害されている…」と、散漫気味のトークを展開した。
だが話はそこから思わぬ方向へ――。
「できれば天国に行きたいと思っている。あまりうまくやれてないと聞いてるんだ。トーテムポールの一番下だと」
どうやら、誰かから“あの世アドバイス”を受けているらしい。「もし天国にいけるなら…。これが理由の一つだ」と、和平への動機を語り出した。
突然の告白に、ネットからもアドバイスが飛んだ。
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「それなら悔い改めから始めないとね」
「チャンスはゼロ。門はもう閉まってるよ」
「和平では天国には行けない。唯一の方法はイエス様を通して罪を告白し、信仰によってキリストを信頼し、信じること」等々。
中には、イラン爆撃やイスラエルへの兵器提供、ガザでの飢餓状況などに触れ、「衝撃の自己認識だ」と皮肉る声もある。
前日のゼレンスキーとの会談の場では、憲法の制限を無視して大統領職にとどまる意思をほのめかしたばかり。権力、ノーベル賞、天国…。欲求はつきないようだ。