トランプ氏が明かす 夫婦の一風変わった夜のルーティン

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Joey Sussman / Shutterstock.com

先週アイオワ州で行われたスピーチ中、トランプ大統領がうっかり明かした“夜の儀式”が話題だ。

「1年前のことだった。私は我々の偉大なファーストレディにこう言ったのを覚えている。『ねえ、ファーストレディ』ってね」
「私は彼女のことを“ファーストレディ”って呼んでるんだ。なぜなら、そう呼ぶと気分が良くなるからだ。“ファーストレディ”って。ひどいと思わないか?」
「『おやすみ、ファーストレディ、私の愛しい人』って言うんだ。なぜなら、それが自分が大統領だって思い出させてくれるから」。

つまりトランプ氏は、就寝前に妻を「ファーストレディ」と呼びながら、毎晩自分の地位を再確認しているらしい。歯磨き、パジャマ、そして権力確認。ナルシストや独我論者とも評される人物らしい夜のルーティンである。

この暴露に一部のSNSユーザーからは、皮肉の声が上った。

「魅力的だな。エゴで国家を運営するってわけか」

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「彼女は別の街にいるのだから、さぞかし大声で叫んでいるに違いない」

「あの2人は別々の部屋で寝てるんだぞ。嘘じゃないか」

実際、ワシントン・ポストの編集者メアリー・ジョーダン氏によれば、メラニア夫人は1期目のホワイトハウス生活で、別室を愛用していたという。2020年のインタビューではこう語っている。

「こんなに長時間を別々に過ごす夫婦は他に知りません。同じ建物にはいるけれど、決して“近く”にはいません。彼女は一人の時間が好きなんです。彼女も彼も孤独。二人は離れていてもまったく問題ない」

2期目ともなると、メラニア夫人はホワイトハウスに時折出没するのみ。ニューヨーク・タイムズの5月の報道によれば、彼女がホワイトハウスに滞在したのはわずか2週間未満。大半の時間は、ニューヨークかフロリダで過ごしているとみられている。

トランプ関連著書を4冊も執筆したマイケル・ウォルフ氏は、こう断言する。

「口をきくこともなく、一緒に過ごす時間もない。別々の人生を送っていると言える。別居しているのだ」

ところで、メラニア夫人はプライベート彼をなんと呼ぶのか?

これについては、公式情報がない。過去のインタビューでは、夫について語る時、“My Husband”や“Donald”と呼んでいる。もしかすると、彼女の心の中だけでこっそり“Freedom”と呼んでいるのかもしれない――。