イーロン・マスク効果?保守派のフォロワーが急増

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イーロン・マスクのツイッター買収決定後、保守派と左派の著名人のアカウントの一部で、フォロワー数の増減に対照的な動きがみられた。

Socilabladeの統計によると、780万人のフォロワーを抱えるトランプ前大統領の息子トランプ・ジュニア氏のアカウントは、26日にフォロワー数が87,296件増加、27日は午前中の時点で119,022件増加した。過去10日間の増減は、+2,000件から+1万件の間だった。

フロリダ州のロン・デサンティス知事は、26日に141,566件増加、27日(午前中)は+6,4129件増加した。15日から25日の増減は+4,000件から+8,000件の間に収まっていた。

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ツイッターに制限者リストを公開するよう求めたジョシュ・ホーリー上院議員(共和党 ミズーリ州)は、連日数百件程度だったフォロワーの増加数が、26日に+10,275件、27日(午前中)に+16,017万件に達した。

FOXの司会ショーン・ハニティ氏は、+900件から+3,500件の間を往復していたが、26日に+45,527件、27日(午前中)は+52,896件をマークした。ローラ・イングラハム氏も、数百件から2,000件の増加だったものが、26日は+27,111件、27日(午前中)に+44,672件となった。

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一方、フォロワー数1億3,100万件でトップのバラク・オバマ元大統領のアカウントは、26日に5,063件減少。27日(午前中)は回復し、+7,384件となった。以前の増減は+5,000と+1万後半台を記録しており、買収報道が流れた25日は+98件だった。

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若手左派の急先鋒、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員(民主党 ニューヨーク州)は、25日に16,038件減少、26日は20,725件減少した。

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コルテス議員の同期で、ともに民主党スクワッドの一人、イルハン・オマル下院議員(民主党 ミネソタ州)は、数十件から数千件の間で増加が続ていていたものの、26日に10,097件減少、27日(午前中)に3,302件減少した。

トランプ・ジュニア氏はツイッターの投稿で、フォロワーが急増したことに触れ「何者かが、私のアカウントから制限を解除したようだ」と、自身が制限対象になっていたとの考えを示唆。「新マネジメント体制になる前に、証拠を燃やさないだろうか」とツイートした。

なお、マスク氏は買収決定後のツイートで、言論の自由の言葉について、自身は法律と一致した意味において使用しているとした上で、「法律から大きく逸脱した検閲には反対している」と投稿。バイデン親子の疑惑報道をめぐるニューヨークポスト紙に対する制限措置について、法務部門トップを批判するなど、買収後、ポリシーを緩和する可能性を示唆した。