今度はメイン州、予備選候補者からトランプ氏を除外へ

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メイン州のシェナ・ベロウズ州務長官(民主党)は28日、トランプ氏の予備選候補者としての申請は無効と判断を下した。トランプ氏が投票用紙に留まるためには、まずは5日間以内に州裁判所に申し立てを行わなければならない。

予備選候補者として失格と判断されたのは、コロラド州に次ぐ2州目。ただし、コロラドの州最高裁判決は、共和党が連邦最高裁に審理を求める書類を提出したことで、一時的に保留となっている。

メイン州の法律では、州居住者から予備選候補者の有効性に関する異議申し立てが提出された場合、州務長官が公聴会を開き、正当性を判断する。

ベロウズ氏が今月15日に実施した公聴会は8時間におよんだ。

コロラド州と同様、ベロウズ氏は裁定を記した文書で、憲法修正第14条3項に基づき、トランプ氏は議会議事堂襲撃事件をめぐって”反乱”に関与し、大統領に就任する資格を失ったと主張。メイン州に申請された大統領職の資格を満たしているという宣言は虚偽であり、よって無効と結論を述べた。

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この判断を受け、トランプ陣営の報道官、スティーブン・チャン氏は声明で「元ACLU弁護士、悪意に満ちた左派、ハイパー党派のバイデン支持の民主党員」による選挙干渉と非難。「われわれは選挙の窃盗未遂と有権者の権利剥奪を目の当たりにしている」と述べ、迅速に州裁判所に訴える意向を示した。