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呪われた映画?「インディ・ジョーンズ5」撮影スタッフが死亡

映画「インディ・ジョーンズ5」の製作スタッフが、撮影のために滞在していたホテルで、死亡した状態で発見されたことがわかった。ニューヨークポスト紙が伝えた。

亡くなったのは第2班の撮影グリップ(撮影助手)のニック・キュパック(54)さん。死因は明らかにされていないが、英紙サンは、事故や事件性はないと報じている。

キュパックさんは、これまで「ジュラシックパーク」、「ハリーポッター」、「スターウォーズ」などの大作に関わってきた業界のベテランだという。「インディ・ジョーンズ5」の撮影のため、最近モロッコに入国したばかりだった。

モロッコの都市フェズでは、大掛かりなスタントシーンを撮影を予定しており、100人を超えるスタッフが集められていたという。キュパックさんはここで、機材の設置やカメラ撮影をサポート予定だった。

キュパックさんの死亡は撮影と関係性がないものの、同作を巡っては、製作開始以来問題が相次いでいる。

6月、イギリスのイーストロンドンにあるハックニー区の住民は「生き地獄」のようだと苦情を申し出た。制作側は、撮影のために同地区にある家を7万5,000ドル(約850万円)で借り上げたが、撮影が始まると通り一帯を封鎖。深夜に煌々とあかりをたくなどして生活の妨げになったという。

また、主演のハリソン・フォードが同月、リハーサル中に肩を負傷し、現場からの離脱を余儀なくされた。フォードは先月半ばに復帰したばかりだった。

さらに先週、新型コロナウイルスの影響で、モロッコーイギリス間のフライトが禁止となり、撮影に混乱が生じた。ハリソン・フォードは、この直前にモロッコ入りを計画していたという。現在の居場所は明らかにされていない。

映画の当初の計画では、公開予定は今年7月とされていたが、パンデミックの影響で、来年7月公開に延期となった。ウォルト・ディズニーは先月、2023年の夏に再延期すると発表している。

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