フロリダ州で小学5年生を逮捕、銃乱射を計画

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フロリダ州で、小学5年生の少年が銃乱射を企てたうえ、脅迫文を送りつけたとして逮捕・起訴されたことがわかった。

逮捕・起訴されたのはリー郡ケープコーラル(Cape Coral)のパトリオット小学校に通う10歳の少年。リー郡保安官事務所はFacebookに、手錠をかけられた少年を、警察車両に乗せる様子を投降した。

保安官事務所の発表によると、少年が送った「脅迫的なテキストメッセージ」が確認されたのは28日。学校脅威取り締まりチームが、捜査を開始し、青少年犯罪調査局が少年への取り調べを行った。

リー郡のカーマイン・マルセノ保安官は声明で、「テキサス州ユバルディで起きた悲劇を思うと、この生徒の行動には、不快感を覚える」と非難。「子供たちの安全が最優先」とした上で、「学校には法と秩序がある。われわれのチームは、この脅迫を捜査するのに1秒たりとも躊躇しなかった」と述べた。

さらに「今は、幼い非行少年のように振る舞う時ではない。面白くも何ともない。この子どもは噓の脅迫を行い、真の責任を取っている」と加えた。

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ユバルディのロブ小学校で起きた銃乱射事件では、小学4年生の児童19人と教師2人が死亡した。容疑者のサルバドール・ラモス(18)は、その場で射殺された。SNSに銃の写真など暴力的なコンテンツや、犯行を予告するような内容を投稿していたと報じられている。