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NY市の店内飲食は来年春までなし?市長はワクチンに期待

ニューヨークのクオモ知事とデブラシオ市長は31日、レストランやバーの店内飲食に関して、すぐに再開する計画はないと明らかにした。

デブラシオ市長は会見で「春にワクチンができることを祈っており、期待している。それで日常に戻ることができるだろう。」と語った。

市の感染率は0.59%まで低下している。しかしデブラシオ氏は、店内飲食を開始するには「大きく前進する必要がある。」と述べるなど、再開は認めない姿勢を堅持している。

クオモ知事はabcニューヨークに対し、インフルエンザの季節が近づいていることや、入店数を制限したとしても誰が監視するのかと述べるなど、実効性に疑問を呈し、再開は急がないと語った。

一方ニュージャージー州のマーフィー知事は同日、今週金曜日より店内での飲食を許可すると発表した。店内の客数は通常の25%に制限する。

ニューヨーク市は、現在の屋外飲食プログラムを10月31日で終了し、来年6月から再び開始すると発表している。

飲食業界を代表する非営利団体ニューヨーク・ホスピタリィ・アライアンスのエクゼクティブ・ディレクター、Andrew Rigie氏は「我慢の限界だ」と述べ、クオモ氏とデブラシオ氏にすぐに再開計画を策定するよう求めた。
店内飲食が再開されない場合、「数千件のレストランが閉鎖され、元に戻ることはないだろう。また、より多くの訴訟が提起されるだろう。」と警告した。

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