『切れかけの電球』トランプの健康状態、MAGA陰謀論者が警告

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Vic Hinterlang / Shutterstock.com

トランプが「天国に行きたい」とこぼし話題になった翌日、極右の陰謀論者アレックス・ジョーンズが、大統領の健康状態に懸念を表明。「我々は危機にある」と警鐘を鳴らした。

ジョーンズは20日、SNSに投稿された動画で、「トランプの衰えの兆候を多く見てきた」と切り出すと、現在のトランプは、点いたり消えたりを繰り返す「切れかけの電球」のような状態だと説明。

先日のプーチン大統領との会談後に再び注目を集めた足首の異常に触れ、「本当に大きく腫れている。19.5インチある俺の首ほどでかい。彼の足首は15インチそこらはあるように見える。これは心臓や体の他の部分にとって良い兆候じゃない」と語った。

トランプの足首の腫れが取り沙汰され始めた先月、ホワイトハウスは、大統領が「慢性静脈不全」と診断を受けたと公表した。70歳以上には珍しくない疾患で、健康状態は良好だとしている。

ジョーンズの見立てによると、外国首脳との会談やその合間を縫って行われるインタビュー、恒例の深夜&早朝のSNS投稿など、ぶっ通しで仕事をこなしているのは、アドレナリンが出て「ゾーン」に入っているから。「1日のうち一定時間はほぼ無意識」で仕事をしている。

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「私もアドレナリンに頼って2日間起き続けて完全に疲れ果てた時があったが、そんな状態でもかなり良い判断を下していることがある。意識がはっきりしている時よりも良い決断をすることさえある。でも、後から振り返ると、その時自分が何をしたのか覚えていないんだ」と自身の経験と比較した。

また、午後3時前後に行われる外交行事などの場では良いパフォーマンスが出しているが、「夕方になると、そして朝のインタビューでは衰えが見られる」と指摘。「夜遅くになると酔っているように聞こえる。飲んでいるわけではない。疲れ切っているのだ。早朝になると、彼の声はあまり調子が良くない」と続け、「これは深刻な状況だ。しかもこれは私が見聞きした危険信号の一つに過ぎない」と語った。

「トランプはタフだから健康管理さえしっかりすれば、今後数年間を乗り越えられる」と述べつつ、「今の調子でいくと、今後12ヶ月以内に何らかの崩壊を迎える」と予測。「アクセルを緩めなければ、間違いなくそうなる。私は人よりもスタミナがあるが、51歳の私でもトランプの仕事を1ヶ月もやり続ければ、神経衰弱に陥る」と述べ、トランプの健康には「至る所で警告灯が灯っている」と危機感を募らせた。