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4歳児が警官に発砲。父親が命令

ユタ州ソルトレイクシティの郊外で21日、4歳児が警察官に向かって発砲する事件があった。

事件があったのは、ミッドベール(Midvale)にあるマクドナルドのドライブスルーで、男の子は父親と一緒に車の中にいた。

地元テレビ局Fox13によると、父親のサダート・ジョンソン被告(27)は、受け取った商品が注文と異なるとして、従業員と口論した挙句、銃を取り出し、作り直すよう脅したという。

脅された従業員は、注文を用意するフリをして、警察に通報。警官が駆け付け、ジョンソン被告に車から出るよう求めた。命令に従わないため、警官が拘束しようとすると、ジョンソン被告は、後部座席にいた息子に、警官を撃つよう命じた。

警官は車の中に銃を持った小さな手に気に気づき、発砲の瞬間、反射的に銃口を反らせた。上方に放たれた銃弾は、店舗にあたった。この警官は、軽傷を負ったという。警察側からの発砲はなかった。

ジョンソン被告は、その場で拘束され、児童虐待および銃器による恐喝罪で起訴された。発砲時、車の中には、4歳児のほかに、3歳の幼児もいた。

子供たちは、チャイルドファミリーサービス部門に預けられた。同部門が現在、家庭環境などの調査を行っている。

ユニファイド警察のロージー・リベラ保安官はFox13に対し、「この子供は、銃で警官を撃っても大丈夫だと思った。28年間、このような例は見たことがない」と説明。「われわれは市民を守るために仕えているが、コントロールできなくなっている。警察官への反対運動を止める必要がある」と加えた。

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