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米学生ビザ発給制限 ヒラリー氏「冷酷で不必要」

米移民関税捜査局(ICE)が、オンライン授業のみを履修する外国人留学生の滞在を許可しないと発表したことを受け、ヒラリー・クリントン元国務長官は7日、ツイッターで、決定を「冷酷で不必要」と述べ、「アメリカの長期的利害に逆効果」と批判した。

ICEは6日、秋学期の授業がオンラインのみの外国人留学生には、ビザを発給せず、入国を許可しないと発表した。滞在中の学生は出国または対面授業の学校に転校しなければならないとし、さもなければ、強制退去の手続きを開始する可能性があると警告した。

対面とオンラインのハイブリッドを採用している学校に通う学生については、大学の証明が必要になる。なお、英語学習プログラムや職業訓練学校の学生にはオンライン履修が一切認められない。

FOXビジネスによると、ハーバードやUCバークレー、UCLAなど少なくとも11校が、新型コロナウイルスの影響により、秋学期を主にオンラインにすると発表している。

クリントン氏は別の投稿で、ICEの方針に反対する人々に対し「National Immigration Law Center」「Immigrant Defense Project」 「United We Dream」といった移民の権利を擁護する機関への寄付を呼びかけた。

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