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ブラックライブズマター活動家がトランプサポーターに車で突進、殺人未遂で起訴

AP通信によると、カリフォルニア州オレンジ郡の検察は29日、トランプサポーターの集団に乗用車で突っ込み、女性に重傷を負わせたとして、抗議デモの主催者、タチアナ・ターナー(Tatiana Turner)容疑者(40)を殺人未遂で起訴した。

26日午後、オレンジ郡ヨーバ・リンダで、ターナー被告が主催した反警察デモのプロテスターと、トランプ支持者の集団が衝突する騒動があった。現場で撮影された動画には、互いに激しく口論する様子が撮影されている。

ニューヨークタイムズによると、一部で暴行に発展するなどしたため、警察が両グループに解散を命じた。この後、ターナー氏が車を発進させた。ターナー氏の車に女性が頭をはねられ、重傷を負ったほか、男性1人が足を骨折した。

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検察は、ターナー被告が、女性を殺害し、男性に重傷を負わせる意図を持って、反対派の群衆に向けて車を運転したと主張。声明で「被告は車をいざという時の武器と考えており、致命傷を負わせる武器として使用した。邪魔になるものを負傷させたり、殺害したりするつもりだった」と述べた。

一方、被告側の代理人、ルドロー・クレアリー氏は、ターナー被告は車に乗り込んだ際、銃を持ったトランプ支持者らに囲まれ、逃げようとしたのだと説明。命の危険を感じさせる行為があり、正当防衛だとして無罪を主張した。またクレアリー氏は、被告が治安当局に助けを求めたものの、助けが得られなかったとも述べている。

ターナー被告は29日、留置場からオンラインで裁判所に出廷した。保釈金は100万ドルに設定された。

AP通信によると、ターナー被告は、過去に薬物の販売とDV(家庭内暴力)の犯罪歴があるほか、傷害や器物破損、催涙スプレーの使用など、6件の凶器絡みの罪で起訴されていた。

弁護側は、ターナー被告は平和的なデモを計画していたと主張している。一方、検察は、ターナー被告のグループは「プロの過激派のオーガナイザー」と主張。事件の前、ターナー被告が棒を振り回し、催涙スプレーのようなものを使用していたほか、メンバーらがヘルメットや暴徒用の盾を所持していたと指摘している。

抗議デモに車が突っ込む事件が多発

シカゴ大学のアリ・ウェイル教授の研究では、5月末のジョージ・フロイド氏死亡事件をきっかけに抗議デモが全国に拡大して以降、デモの集団に車が突っ込む事件が、全米で100件以上発生しているという。

ただし、ブラック・ライブズ・マター側の人々が被害にあうケースが圧倒的に多く、反対派が被害を受けたケースは、7月にコロラド州で発生した1件しか確認されていない、とウェイル教授は指摘している。

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