カリフォルニア州北部の山火事40名死亡。州史上最悪の規模に

カリフォルニア州北部で8日夜に発生した大規模な山火事は、14日現在も続いている。カリフォルニア州森林防火局によると、14日までに確認された死者数は40名に上り、同州で、史上最悪の山火事となっている。ソノマ郡のみで、死者数は20名に上り、同郡のみで256名が行方不明となっている。不明者のうち多くは老人だという。

また、州全体で29,500世帯が停電。10万人が避難しているという。これまでに214,000エーカーを消失し、少なくとも5,700の建物が消失若しくは損壊を受けている。最も被害の大きいサンタローザ(Santa Rosa)では、2,834の住宅と商業施設が消失した。
火災の原因については、現在も調査中となっている。(10月14日現在)

昨日、ソノマ郡の警察は、ボディに装着したカメラで9日に撮影された動画を公開した。
火が迫る街で、住民を救出し、避難を呼びかける様子が映っている。

14日、アメリカ国立気象局(National Weather Service、NWS)は、レッド・フラッグ・ワーニング(red flag warning)を発令。
強風と低い湿度で、火災が発生する危機的な状況を示している。

火の回りが早かったため、逃げる事ができず、プールに飛び込んだ夫婦もいる。
火災が激しく、2人は口と鼻を出した状態で6時間プールの中にいたが、奥さんは気を失いそのまま亡くなった。

カリフォルニア最古のワイナリー、ブエナヴィスタワイナリー(Buena Vista Winery)はフロントドアの寸前で延焼を食い止めることができた。

サンタローザでは、「ピーナッツ」の作者、故チャールズ・M・シュルツ氏の家も燒失したことが報じられた。

14日上空の様子。まだ火事は鎮火していない。

火事で消失した家の様子を見て、住民は大きなショックを受けた。

山火事を完全に封じ込める事ができるのは、10月20日ごろまでかかると見込まれている。