ロシア軍のイラン製ドローンを使用した攻撃が減少しているという。

ウクラインスカヤ・プラウダによると、ウクライナ軍のイエベン・シルキン報道官は、24時間生放送の国営テレビで、ロシア軍のイラン製ドローンの使用頻度について聞かれると、「減っていると思う」と回答。「ドローンのような飛行装置は、プラスチック製で、霜や気象条件に左右されるからだ」と冬の天候が影響しているとの見方を示した。

これまで、「Shahed-131」や「Shahed-136 」、「Mohajer-6」といった複数のイラン製ドローンが、ロシア軍によって使用されていることが確認されている。

ワシントンポスト紙によると、ロシアはイランから8月末にShahed-136を1,000機を受け取ったとみられ、この翌月から南部の都市オデーサに対する攻撃に使い始めた。一方で、ウクライナは、イランはロシアにShahed-136を含む2,400機を提供したと主張している。

在庫が枯渇しつつあるとの観測もある。

英国防省は先月23日、ロシアは9月以来、ウクライナに数百機のイラン製ドローンを発射した可能性があるとした上で、11月17日以降は使用された報告がないと指摘。「おそらく在庫をほぼ使い果たしたとみられる」と分析を示した。同省はまた、ドローンは、ロシアが巡航ミサイルの深刻な不足を補うために考えた作戦としつつ、発射されたほとんどが無力化されており、「限定的な成功しか収めていない」とした。

シルキン報道官はインタビューで、ウクライナ軍は、西側から受け取った防空兵器の運用を学んでおり、航空目標の75~80%を撃墜していると説明している。

なおウクライナ国防省は、ロシア軍は2月24日から12月4日までに、戦闘機281機、巡航ミサイル531発、ドローン1573機を失ったと発表している。