ホイットニー美術館(The Whitney Museum)では、ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の回顧展「Andy Warhol — From A to B and Back Again」を11月12日より開催する。
同エキシビジョンは、1989年にニューヨーク近代美術館(MoMA)が開催した回顧展以来、過去最大規模の展覧会となる。ホイットニー美術館にとっては、2015年に現在のガンズボート・ストリート(Gansevoort Street)に移転して以来、単独のアーティストに焦点を当てた展示会としては、過去最大規模となる。
展覧会では、1950年代に商業イラストレーターとして活躍した時期から、60年代のアイコニックなポップアートやポートレイト作品、80年代の晩年の作品まで約350点を紹介する。
キュレーターは、 International Initiativesの副部長でシニアキュレーターのドナ・ディ・サルヴォ(Donna De Salvo)らが務めた。
今年は、アンディ・ウォーホルの生誕90年にあたる。8月6日には、同美術館で誕生日を祝うイベントが開催された。ホイットニー美術館のチーフ・キュレーター、スコット・ロスコフ(Scott Rothkopf)氏は、「私たちは彼の誕生日を祝っていますが、実は、彼は誕生日を祝福されるのがとても嫌いだっのです。事務所で働く人には、もし誰かが誕生日のことに触れたらクビにするからな、とクギをさすほど嫌っていたようです。」と、アンディ・ウォーホルの秘話を明かした。
We’re in the lobby celebrating what would have been #AndyWarhol‘s 90th birthday with Whitney Curators #DonnaDeSalvo and #ScottRothkopf! Advanced tickets are on sale now for the artist’s retrospective—opening November 12 at the Whitney! https://t.co/Mair53e1Bg #WarholxWhitney pic.twitter.com/YXhT9xekBr
— Whitney Museum (@whitneymuseum) August 6, 2018
Andy Warhol — From A to B and Back Again
時期:2018年11月12日〜2019年3月31日
公式サイト