ホワイトハウススタッフ 相次ぎレストランで散々な目に

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不法に入国した親と子供を引き離す「ゼロ・トレランス」政策に関して、反対派による抗議活動がエスカレートしている。
ヴァージニア州などでは、ホワイトハウスの上級スタッフが、レストランから退去を命じられたり、ブーイングを受けたりするなど、今週相次いで憂き目に遭う姿が報道されている。

サラ・ハッカビー・サンダース

金曜日、ホワイトハウス報道官を務めるサラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)氏が、ヴァージニア州レキシントンのレストラン「Red Hen」で、オーナーから食事を断られ、店を退去させられた。
土曜日、彼女自身がツイッターで明らかにしたもので、トランプ政権で働いているのが追い出された理由だという。
ツイッターによると、オーナーの命令には「行儀よく」従い店を後にしたという。また「支持されていない人々も含め、私は敬意を持って、いつも最善を尽くし対応している。これからも引き続き、そのようにしていきます。」と付け加えた。

レストランの大手口コミサイトYelpでは、今回のレストランオーナーの対応について、五つ星と一つ星で賛否両論のレビューが殺到し、現在書き込みや閲覧ができない状態となっている。

ニューヨークタイムズによると、ホワイトハウスの公式アカウントを使用して、特定のレストランを名指しで非難するのは、規則違反にあたると指摘する人もいるという。

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別のエリアにある同名のレストランも攻撃を受けており「うちは違う店だ。」とツイッターで風評被害を訴えるなど、他のレストランにも影響が及んでいる。

キルステン・ニールセン

火曜日の夜、メキシカンレストラン「MXDC Cocina Mexicana」で食事をしていた国土安全保障省長官のキルステン・ニールセン (Kirstjen Nielsen)氏は、移民政策に抗議する人々に取り囲まれた。その場で、「子供たちが安心して食事できないなら、あなたもそうすべきでない」、「恥知らず」などと非難の大合唱を浴びせかけられた

スティーブン・ミラー

NYポストによると、移民政策に強硬な立場を取っている上級顧問のスティーブン・ミラー(Stephen Miller)氏も、メキシカンレストラン「Espita Mezcaleria」で食事をしている最中に、別の客から「リアル世界のファシスト」と揶揄される姿が目撃されている。

ポリティコ(Politico)の特集記事によると、上級スタッフだけでなく、ホワイトハウスで働く若い職員たちも、ワシントンDCでデートの相手を探すのに苦労しているようだ。
ある職員は、オンラインデートアプリでで知り合った人から、「ノーサンキュー。あなたをグーグル検索すると、トランプ政権のマウスピースだって出てきたわ。Go fxxx yourself」と心ない言葉を浴びせかけられてしまったという。

ゼロトレランス政策での子供の扱いをめぐり、両党支持派の対立は深まる一方のようだ。

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