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米国で、コロナウイルスの死者数におけるワクチン接種者の占める割合が、初めて過半数になった。ワシントンポスト紙が、カイザー・ファミリー・ファンデーションのシンシア・コックス副代表による分析をもとに伝えた。

8月のコロナウイルスに関連する死者のうち、少なくとも第一段階のワクチンまたはブースターを受けていた人は58%だった。ワクチン接種率(68.7%)が上昇し、変異株が出現するにつれ、接種者の死者に占める割合は上昇傾向にある。同紙記者による分析では、昨年9月は23%で、今年の1月と2月は42%だった。

同紙は、ワクチン未接種は依然としてコロナによる死亡の主要なリスク要因だと強調。疾病対策センターは先週、ワクチンは引き続き、全世代にとって死亡のリスクを低下させており、特に2回以上のブースターを接種した高齢者間で、高い保護を発揮していると分析を示した。

前政権から政府のコロナ対策を率い、来月退任する予定のアンソニー・ファウチ主席医療顧問は、22日にホワイトハウスで行った退任会見で、「この壇上から捧げる私の最後のメッセージは、みなさん自身と家族の安全のために、どうか最新のワクチンを受けてくださいということだ」と、国民に接種を訴えた。