中国によるロシアへの殺傷兵器供給の検討、CIA長官「確信してる」


CIAのウィリアム・バーンズ長官は、中国政府がロシアに対して殺傷兵器の提供を検討中であることを「確信している」と話した。

26日放送のCBSの「Face the Nation」のインタビューに出演したバーンズ氏は「中国指導部が、殺傷的な装備の供給を検討していると確信している」と述べ、「最終的な決定はまだなされていないと見ており、実際の出荷の証拠は目にしていない」と語った。

アンソニー・ブリンケン国務長官は先週、中国が殺傷兵器の支援を検討しているとの情報があるとし、これを中国側に伝え、重大な結果を招くことになると警告したと明らかにした。

バーンズ氏はまた「だからこそ、ブリンケン長官と大統領は、その結果がどうなるかを明確にすることが重要だと考えたのだろう」と続け、「抑止のためだ。非常に危険で賢明でない賭けだからだ」と語った。

ジャック・キーン退役陸軍大将も同様に、先週、ブリンケン氏の警告が抑止力として機能するとの考えを示していた。

FOXニュースに出演した同氏は「中国がロシアに軍事的な致命的な援助を提供する準備をしているという、諜報関係者がつかんだ情報を暴露し始めたことに、賛成だ」と話し、「公に暴露されると、中国は引き下がると思う」と語った。

ブリンケン氏の発言に中国側は強く反発し、外務省の王文斌報道官は「戦場に兵器を投入しているのは中国ではなく、米国だ。米国は中国に指図する立場にない」と非難。中国は「平和と対話の側」にいるとし、米国は「自らが果たした役割を真剣に反省し、事態の沈静化を助け、和平交渉を促進するために何かをするべきだ」と主張した。


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