ユナイテッド航空が乗客を引きずり下ろし炎上

ユナイテッド航空が、オーバーブッキングを理由に、69歳のアジア系男性の乗客を、強制的に飛行機より降ろした。その時の様子がソーシャルメディアにアップされ、あまりにひどいと大炎上している。

この事件は、シカゴのO’Hareインターナショナル空港で、4月9日(日)の5:40pm頃に起こった。オーバーブッキング(座席数を超えて予約を受け付けること)は、アメリカでは座席を埋めるため、日常的に行われている。
オーバーブッキングが発生した場合、まず次の指定された飛行機に乗る事ができる乗客が募られる。替わりにバウチャー(航空券の引換券やホテルの宿泊)などが提供されることが多い。今回は、便の変更のお詫びとして、最終的には$800(一部には$1000とも)相当の補償を申し出たが、希望する人は1人も現れなかったとのこと。そのため、コンピューターでランダムに4人の乗客が選ばれた。

1組のカップルともう1人は席を譲ったが、この男性は、翌日に仕事がある(医者で診察がある)と主張し、飛行機を降りる事を何度も拒否。その場で、弁護士に連絡を取ると言い始めた。

NYタイムズによると、乗務員が男性に「降りないと、警備員を呼びますよ」と伝えた際、彼は「自分がチャイニーズ(中国系)だから選ばれたんだ。本当に不愉快だ!」と発言していたという。(後にベトナム人だと判明)
また、オーバーブッキングは実際には、移動に必要な職員を乗車させるためだったとも言われている。

その後、ユナイテッド航空は警察を呼び、男性は警察によって、強制的に飛行機から降ろされたという。

間もなくして、男性は再び搭乗することができたが、その際「I have to go home(家に帰らないと)」とつぶやき続ける姿の映像も撮影されている。

乗客が撮影したフッテージには、叫び声を上げる男性が、強制的に通路を引きずられ、退去させられる姿や、その他の乗客が非難する様子映されている。男性は、怪我をして血を流している様子も見られる。

その後ユナイテッド航空CEOのOscar Munoz氏が、声明を発表。「お客様の便を変更せざるをえなかったこと」を謝罪するが、さらに怒りを注ぐ事に。

インターネット上は、航空会社を非難したり、揶揄したりするツイートで埋め尽くされた。

「変更!!」。あなたたちは、お客様に暴力をふるい、怪我をさせ、飛行機から引きずり下ろしたのですよ。

先日、大炎上したペプシの一件を持ち出す人も。
「我々、今年最大のバカなPRをしてしまったね」

みなさま、国内線に新しいシートが登場します。その名は「ファイトクラブ」

先月は、10代の乗客が着用していたレギンスが、服装規定に反するということで、搭乗を拒否したユナイテッド航空。短期間に二度目とあって、ボイコットを呼びかける人が現れるなど、強い非難にさらされている。