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ユナイテッド航空でペットの子犬が死亡 客室乗務員の対応に疑問

12日(月)、ヒューストン発ニューヨーク行きのユナイテッド航空1284便で、乗客のペットの子犬が死亡する事件が起きた。

乗り合わせた乗客のマギー・グレミンガー(Maggie Gremminger)さんが、メディアの取材に語ったところによると、飼い主のカテリーナ・ロブレド(Catelina Robledo)さんは、11歳の娘と、生後2ヶ月の息子とともに、200ドルを支払い、子犬のフレンチブルドッグをペット用のキャリーバッグに入れて搭乗した。

ロブレドさんは、離陸前にペットを頭上の荷物棚(オーバーヘッドビン)に移動するよう、客室乗務員より指示を受けたという。ロブレドさんは、「これは犬なのよ。」と言って、ペットをオーバーヘッドビンに入れることを頑なに拒んだが、客室乗務員は入れ物が通路からはみ出ており、人々がつまずきかねないとし、上に移動させるよう繰り返し主張したという。

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ロブレドさんは、最終的に客室乗務員の指示に従い、ペットを頭上の荷物棚に移動した。飛行中は子供たちの世話に手を取られ、一度もペットの様子を確認することはなかった。頭上からは、離陸途中に一度鳴き声が聞こえた以外、物音がしなかったという。娘のソフィア・キャベロス(Sophia Ceballos)さんは、4時間25分のフライト中、飛行機は、何度も乱気流に巻き込まれたとNBCニューヨークに語っている。

ユナイテッド航空の規則では、国内線に関して、動物を持ち込むことは可能だが、オーバーヘッドビンに置くことは禁じられている。乗客の前の座席の下に完全に収まる専用の入れ物に入れ、常に座席下に置くことが義務付けられている。

ユナイテッド航空は、誰がなぜオーバーヘッドビンにペットを移動するよう指示をしたのかは調査中とし、詳細について現在のところコメントを控えている。
同社スポークスパーソンは声明で「この悲劇に対する全責任を我々が負い、ご家族に心からお悔やみ申し上げるとともに、ご家族に対する支援を行うことを約束します」と発表。会社側の非を全面的に認める姿勢を示している。

今回の事故で亡くなったフレンチブルのKokito

グレミンガーさんによるツイッター。着陸後、女性と子供は通路で泣き崩れたという。

キャベロスさんは、母が何度も「Kokito、Kokito、目を覚まして!」と繰り返し声をかけたと語っている。

同乗していた乗客のJune Laraさんはfacebookで、2度とユナイテッド航空を利用しない、と怒りを露わにした。

ペットに関する事故率はユナイテッドがトップ

米国運輸統計局(Department of Transportation statistics)によると、米国系キャリアにおける、運輸中の動物に関する事故(紛失、怪我、死亡)は、ユナイテッド航空が最も高い割合となっている。1万頭の輸送に対して、2.24件の割合で事故が起きている。

ユナイテッド航空では2017年4月に、オーバーブッキングを理由に69歳のアジア系男性の乗客を強制的に飛行機より降ろし、怪我を負わせる事件を起こしている。その様子は、当時ソーシャルメディアでシェアされ、大きな非難へと発展。その後、CEOのOscar Munoz氏が謝罪をするとともに、オーバーブッキングに関する方針変更を発表した。

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