トランプ氏 ツイッターは「民主党の手先」。陣営公式アカウントの凍結を非難

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トランプ陣営のスタッフ、マイク・ハーン氏は15日、トランプ陣営の公式アカウントが凍結されたと発表した。

同氏が公開したツイッターからの通知によると、凍結理由は、個人情報の投稿に関するルールに違反したと説明されている。

凍結のきっかけとなったツイートで、トランプ陣営は、バイデン氏は何年も国を搾取した嘘つきだと主張するビデオを投稿していた。ハーン氏は、ビデオはニューヨークポスト紙の記事に関連するものと説明している。現在、凍結は解除されている。

前日、ツイッターとフェイスブックは、バイデン氏の息子、ハンター・バイデン氏に関する記事を巡り、記事の元となった情報の信頼性などを理由に、配信を制限するなどの措置を講じた。

ニューヨークポスト紙は記事の中で、ハンター氏が、ウクライナのブリスマ社幹部とバイデン氏の面会を仲介した疑惑を報じた。

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ツイッターは一時、ポスト紙のアカウントを凍結したほか、同記事のリンクの共有をブロックした。またフェイスブックは、ファクトチェックをする間、「プラットフォームでの配信を減らす」と発表した。

一連の措置について、トランプ大統領はひどい決定だと批判。「230条の廃止せよ」とツイートした。また共和党議員からも、検閲や不当な選挙干渉にあたると非難の声が上がった。

15日朝、フォックスビジネスのインタビューに電話で応えたトランプ大統領は、陣営のアカウント凍結について聞かれると「まだ聞いていなかったが、もしそうだとしたら、大きな訴訟になるだろう」と警告。「これは制御不能だ。ツイッターとフェイスブックは、本当に巨額の選挙寄付のようなものだ。民主党全国委員会、つまり進歩左派運動の手先で、我が国にとって大きな問題だ」と語った。