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「ロシアのウクライナ侵攻、バイデン政権が望んでいる」米元下院議員

前回の大統領選民主党予備選に出馬したトゥルシ・ガバード元下院議員(ハワイ 民主党)は、FOXニュースのインタビューで、バイデン政権はロシアによるウクライナへの軍事侵攻を望んでいるとの考えを話した。

ジェイク・サリバン大統領補佐官は11日、ロシアが「適度に早い段階」で軍事行動を起こす「非常に高い可能性」があるとして、ウクライナにいる米国人に今後24~48時間以内に国外に退避するよう訴えた。

元軍人のガバード氏は番組で、バイデン氏は「非常にシンプルな方法で危機を集結し、ロシアとの戦争を回避できる」と主張。それは「ウクライナがNATOに加盟しないことを保証することだ」と語った。

続けて「現実的には、ウクライナのNATO加盟はあり得ない」と見解を示した上で、それでもロシア側に保証を与えない理由は、「彼ら(バイデン大統領とNATO指導者)が、ロシアのウクライナ侵攻を望んでいるからだ」と語った。

ガバード氏は、ロシアがウクライナに侵攻することで、「バイデン政権に、ロシアに対する現代版包囲攻撃となる、過酷な制裁を実行する口実が与えられる」と主張。さらに「冷戦が確立され、軍事複合体が利益を得る」と語った。「軍事複合体は、バイデン政権を明らかにコントロールしており、両党の主戦論者が、この緊張を煽っている」と説明した。

ガバード氏は数日前、ツイッターに投稿した動画で、ウクライナでは、政権に批判的なテレビ局が閉鎖され、野党の指導者が投獄されるなどの事態が起きており、同国は民主主義国家ではないと主張。「主戦論者は”民主主義”のウクライナを守らなければならないとする主張するが、彼らは嘘をついている」と投稿していた。

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