最高裁判事候補のブレット・カバノー氏のクローチャー投票が行われた5日朝、トランプ大統領は自身のツイッターで、カバノー氏承認に対する抗議活動がジョージ・ソロス氏の支援によるものだとする考えを発信した。
The very rude elevator screamers are paid professionals only looking to make Senators look bad. Don’t fall for it! Also, look at all of the professionally made identical signs. Paid for by Soros and others. These are not signs made in the basement from love! #Troublemakers
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 5, 2018
「エレベーターで叫ぶとても無礼な人々は、上院議員をただ悪く見せるために雇われたプロだ。その手に陥るな!プロフェッショナルにデザインされた同じサインを見てみろ。ソロスとその他の人々が金を出しているんだ。これらのサインは愛から生まれたものではない #Troublemakers」
ユダヤ系アメリカ人の富豪投資家のジョージ・ソロス氏が反トランプ活動の資金を支えているとする主張は、保守派の定番の陰謀論として知られる。
先週、フォックスニュースでキャスターを務めるローラ・イングラハム氏は、エレベーターに乗り込むジェフ・フレーク上院議員(共和 アリゾナ)に抗議行動を行なった女性について、ツイッターで「ソロス再び」と発信した。
大統領のツイッターの一時間ほど前には、上院司法委員会チャック・グラスリー委員長(共和 アイオワ州)が、フォックスニュースのインタビューに、ソロス氏の陰謀を認めるような発言をした。
エレベーターなどで自身を含む議員らにつきまとう人々をジョージ・ソロスが資金援助していると思うかと聞かれ、グラスリー委員長は「たくさんの人々がそれを信じていると聞いている。私もそう考えがちだ。」と回答。「彼の莫大な富を使った、彼の攻撃方法と合致していると思う。それはアメリカ社会に不作法を促進していると思う。」と述べた。