トランプ氏 独自SNSを構築?相次ぐ垢バンで

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トランプ
vasilis asvestas / Shutterstock.com

ツイッターから個人アカウントの永久停止処分を受けたトランプ大統領は、独自の「プラットフォーム」を構築する可能性を示した。

トランプ氏は8日夜、大統領専用アカウント@POTUSを通じて「長らく主張してきたように、ツイッターは言論の自由の禁止をますます進めている。今晩、ツイッターの従業員らは、民主党と急進左派と協力して、私を黙らせようとしてアカウントを削除した」と主張。予測していたこととしつつ、「近い将来にわれわれのプラットフォームを構築する可能性を検討する間、他の様々なサイトと交渉を行なっている」と述べた。

さらに「ツイッターは民間企業だが、政府から通信品位法230条の贈り物がなければ、長く存在しなかっただろう」と述べたほか、「ツイッターは急進左派のプラットフォームで、世界の最も悪質な人々が自由に発言するのを許可している」と批判した。

トランプ氏は、防衛予算案に230条の撤廃を盛り込むよう求め、拒否権を行使したが、議会で覆されている。

ツイートはすでに削除されている。

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トランプ支持者らが議事堂に乱入した事件の翌日、ツイッター社はトランプ氏のメインアカウントを12時間停止した。しかし8日、トランプ氏が解除後にツイートした内容が「さらなる暴力を扇動するリスク」があるとして、トランプ氏のメインアカウントを永久停止すると発表した。

フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者も7日、トランプ氏のFBとインスタグラムアカウントを「無期限」凍結すると発表している。

スナップチャットもトランプ氏のアカウントを永久停止したほか、ショッピファイも暴動後、トランプオーガニゼーションとトランプキャンペーンのオフィシャルストアを取り下げると発表した。

レディットも8日、議事堂事件に関する投稿が、ポリシーに繰り返し違反したとして、サブレディットr/DonaldTrumpを禁止すると発表した。