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トランプ大統領 新型コロナ記者会見は「時間と労力の無駄」

トランプ大統領は25日、新型コロナウイルスに関する記者会見について「時間と労力の無駄」と述べ、会見を減らす可能性を示唆した。

この日、トランプ氏は会見を開く代わりに「時代遅れのメディアが敵対的な質問をするだけで、真実または事実を正確に報じることを拒んでいる。ホワイトハウスのニュースカンファレンスの目的は何だ。」とツイート。「彼らは記録的な視聴率を獲得しているが、国民が得るのはフェイクニュースだけ。時間と労力の無駄!」と述べた。

会見を開かなかったのは4月12日のイースターサンデー以来となる。

2日前の会見では、コロナウイルスの治療法として消毒液を「内部に注入する」方法を「検討してみるのも興味深い」と発言したことが、危険で無責任だとして、メディアや医療従事者から批判の声にさらされていた。

前日、政治ニュースサイトのAxiosは、ホワイトハウスが記者会見を縮小する可能性を報じた。トランプ氏のアドバイザーらは、大統領選に関する世論調査の結果が芳しくない理由の一部が会見にあると助言したという。アドバイザーの1人はトランプ氏に「これ(会見)は役に立たない。」と話し、「高官は恐れている。メディアと格闘する光景を人々は見たいと思わない」と伝えたという。

4月に行われた各種世論調査によると、2016年選挙でトランプ氏の勝利の鍵を握った激戦州の多くで、ライバル候補のジョー・バイデン前副大統領氏がリードしている。FOXニュースの有権者調査では、バイデン氏がフロリダ州46%-43%、ミシガン州49%-41%、ペンシルベニア州50%-42%州でリード。ロイターの調査でも、ミシガン州46%-38%、ペンシルベニア州46%-40%、ウィスコンシン州43%-40%と、バイデン氏がトランプ氏にリードしている。

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