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トランプ大統領 移民受け入れを一時停止 保守派は不十分と批判

トランプ大統領は21日、大統領令により移民の受け入れを60日間停止すると発表した。停止措置は「永住権を希望する人々、つまりグリーンカードを受ける人にのみ適用する」と述べた。

「移民を停止することで、米国の再開時に、失業した国民の雇用を優先するため」と雇用保護を理由に挙げた。

一時的な滞在資格には適用しないと述べた。なお現在、各国の大使館および領事館でビザ発給に関わる面接業務を一時的に停止している。

トランプ氏は前日にツイッターで「米国への移民を一時停止する大統領令に署名する」と述べており、規制の範囲について様々な憶測が飛び交っていた。

停止措置がグリーンカードに限定されたことについて、トランプ政権の移民強硬路線を支持する保守派からは批判的な声が挙がった。

FOXニュースの司会、タッカー・カールソン氏は番組で、大統領令は雇用保護に「失敗している」と語った。

カールソン氏は、就労のためのH-1Bビザなどが含まれていないことについて「ひどくたくさんの例外がある」と述べ、「雇用主はアメリカ人よりも安く労働者を雇いたいのだ。これらのビザがそれを可能にしている。そして今、2,200万人以上のアメリカ人が失業保険を申請している時に、雇用主はこれを続けているのだ。」と語った。続けて「安い金額で働くIT労働者を、アクセンチュアはいまだにアジアから輸入できる」と述べ、「大統領令の核心がアメリカ人の雇用を守ることであるならば、他の点があるかもしれないが、もしそうであるならば失敗している」と語った。

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