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トランプ大統領 ギレーヌ・マクスウェル被告に「幸運を!」、エプスタイン他殺説も否定しない?

3日にHBOで放送されたAxiosの政治記者、ジョナサン・スワン氏とのインタビューで、トランプ大統領は、勾留中のギレーヌ・マクスウェル被告に関し、「幸運を祈っている」と改めて語った。

マクスウェル被告は、先月、エプスタイン被告の未成年への性的虐待を手助けしたとして逮捕、起訴された。現在、ブルックリンの拘留施設に収監されている。

「ギレーヌ・マクスウェルは未成年のセックストラフィッキングの容疑で逮捕されたが、なぜこのような人物の幸運を祈るのか?」とスワン氏が質問すると、トランプ氏は「第一に、私はそれを知らない」と発言。驚いた表情をするスワン氏に向かって、「私が知っているのは、彼女の友人または恋人が、刑務所で殺害されたか、または自殺をしたということだ」と、エプスタイン被告の他殺の可能性を否定しない考えを示した。さらに「彼女は刑務所にいる、彼女の幸運を祈っている。私は、あなたも、多くの人の幸運を祈っているのだ。Good Luck!」と語った。

また「彼女のボーイフレンドは刑務所で死んだんだ。どうしてこんなことになったか、人々は未だに解明しようとしている。自殺なのか?殺されたのか?私は彼女の幸運を祈っている。私は、彼女に何か悪いことを求めたりしていない」と語った。

エプスタイン被告は、昨年8月、マンハッタンの拘留施設で意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。同月、ニューヨーク市のバーバラ・サンプソン(Barbara Sampson)検視局長は、死因ついて、首吊りによる自殺と断定した。

「何度も会ったことがある」というトランプ氏は、先月21日の記者会見でも同様の発言をし、非難にさらされていた。

トランプ氏はこの他に、新型コロナウイルスの対応や、先月他界した公民権運動の指導者、ジョン・ルイス下院議員の功績など、多岐にわたる質問に答えた。

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