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トランプ vs ロバート・デ・ニーロ まだまだ続く仁義なき戦い

金委員長との歴史的な米朝首脳会談を終え、母国へと向かったトランプ大統領。乗り込んだエアフォースワンで、一つ重大な仕事を思い出したようだ。
10日に開催されたトニー賞授賞式で、「F**K、TRUMP」と暴言を発した俳優、ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)に遣り返すことを。

やられたら倍返しを信条とするトランプ大統領は、さっそく携帯を手に取り、ツイッターで金委員長との会談を「素晴らしく、非核化に向け素晴らしい進歩を遂げた。」と自賛した後、デニーロへの非難を連投した。

「デニーロ、非常にIQの低いヤツ、彼は映画で本当のボクサーから多くのパンチを食らってきたが、昨夜彼を見て、パンチ-ドランク(殴られてふらついた状態)なんじゃないかと真剣に思った。彼は、雇用率も過去最高で、多くの企業が我が国に戻ってきたことに気づいてないようだ。パンチー、目を覚ませ!」

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トランプ大統領は、米朝会談の準備で大変忙しい様子だったが、トニー賞授賞式のあのシーンを根に持ち続けていたようだ。

デニーロは大統領に「F**K」の暴言

トニー賞授賞式終盤で、ロバート・デニーロは特別功労賞を受賞したブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)のプレゼンテーターとして登場。
マイクの前に立つと、開口一番「ひとこと言わせて欲しい。F*** Trump」とガッツポーズをし、再びFワードを発した。この発言は米国ではミュートモードとなり放送禁止となった。会場は驚きと共に、拍手喝さいに包まれた。

オーストラリアなど、一部海外の国ではそのまま放映された。

デニーロは謝罪。(カナダ人に)

トニー賞授賞式の翌日、共同オーナーを務めるレストラン「ノブ」(NOBU)のカナダ店に姿を表したデニーロは、暴言を発したトランプ大統領ではなく、カナダ人に謝罪した。
「あなたたちに、愚かな大統領の非礼をお詫び申し上げます。本当に恥知らずだ。トルドー首相とG7の他方々に。まったく最悪だ。」と発言。

これは、先週開催された先進国首脳会議G7での出来事を受けて発言されたもの。G7後の会見でカナダのトルドー首相が、鉄鋼とアルミ製品への関税を同国への侮辱だと強く非難し、報復関税の発動に言及した。これに対し、トランプ大統領は、一旦は承認していた首脳宣言を取り消すとツイートしていた。

ロバート・デ・ニーロは、以前から公にトランプ大統領のことを「顔にパンチしたい」などと批判する発言を繰り返している。また5月には、大統領の全てのノブ「Nobu」への出入禁止を宣言した。

ちなみに、トランプ政権のパロディが人気となっている深夜コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」(SNL)では、デニーロは、ロシア疑惑を追及する特別検察官のロバート・モラー(Robert Mueller)氏に扮して登場している。

ともにニューヨーク出身のトランプ大統領とロバート・デ・ニーロ、2人の仁義なき戦いは、まだまだ続きそうだ。

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