トランプ陣営 CNNに世論調査の撤回を要求

トランプ選挙陣営はCNNに対して、世論調査の撤回と謝罪を求めたことがわかった。

要求はジェフ・ザッカー社長に対して停止通告書の形式で送られた。CNNは、文書には不正確で誤解を招く主張が多く含まれると主張。直ちに要求を拒否した。

トランプ陣営が撤回を求めた世論調査は6月2日から5日にかけて実施されたもので、得票率について、バイデン前副大統領がトランプ大統領を14ポイントリードする結果となっていた。またトランプ氏の職務に関する支持率は38%へと低下。一期で政権を終えたカーター元米大統領とブッシュ(父)元米大統領の同時期の評価と同レベルだと報じられた。

トランプ陣営は調査を「スタントでいんちき」と批判。「投票妨害を起こし、大統領への勢いと熱意を抑制する。アメリカ全土の大統領に対する実際の支持について、誤った見方を提供している」と主張。また「バイアスのかかった質問と偏ったサンプリングを通じて、アメリカの有権者に誤解を招くよう設計されている」と述べ「完全で公正、はっきりとした撤回と謝罪、誤解を招く結論を修正するための説明」を発表するよう求めた。

要求に対し、CNNの法務顧問は文書で「事実と法的に根拠がない」と反論。「有権者に知られたくない言動を封じるために訴訟をちらつかせる陣営の新たな不誠実な試みだ」と批判した。また「私の知る限り、アメリカの政治家またはキャンペーンがCNNの世論調査の結果が気に入らないという理由から、法的措置で脅されたのは40年の歴史で初めてだ」と述べた。