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熱帯暴風雨 イサイアス、NY州で50万世帯が停電。少なくとも1人死亡

熱帯暴風雨「イサイアス」(Isaias)は4日、ニューヨーク州に到達し、停電や倒木などの被害をもたらした。

ニューヨーク市では、水曜日にかけて熱帯暴風雨警報と洪水注意報が出された
gothamistによると、風速は予報を上回る30メートルから35メートルの非常に強い風で、2012年のハリケーン「サンディ」以来の強風となった。

クイーンズのブライアーウッドでは午後12時半ごろ、倒れた木で車が押しつぶされ、助手席にいた60歳の男性が死亡した。ブルックリンのブラウンズビルでは、落ちてきた木の枝で49歳の女性が重傷を負った。

ミッドタウンでは、根こそぎ倒れた木や、大きな枝によって歩道が塞がれている光景が散見された。中にはバンパーやガラスが破損した車両もあった。

©mashupNY
熱帯暴風雨 イサイアス ニューヨーク
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熱帯暴風雨 イサイアス ニューヨーク
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熱帯暴風雨 イサイアス ニューヨーク
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ニューヨークタイムズによると、ニューヨーク州ではニューヨーク市と郊外を中心に50万世帯、ニュージャージーでは140万世帯、コネチカットでは40万世帯が停電した。地下鉄やメトロノース鉄道、スタテンアイランドフェリーは一時運行を停止。JFK国際空港とラガーディア空港では一部の便が欠航した。

ニューヨーク市は高潮に備え、ロウアーマンハッタンに1.6キロメートルにわたり巨大な水のうを設置していた。

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