米大物ラッパー 渋谷の交差点に出現も、全く気づかれず

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トラビススコット
Christian Bertrand / Shutterstock.com

米人気ラッパーのトラビス・スコット(31)が、東京・渋谷にあるスクランブル交差点に現れるも、誰にも気づかれず、いそいそと退散する姿がSNSで話題となっている。

ユーザー@Kirasontmissが「これは恥ずい(涙)」とキャプションをつけて投稿した動画には、派手なグラフィックプリントのフーディを着たスコットが、横断歩道を渡る人々の前で、動画を撮影する姿が映っている。

通行人はスコットに気づくどころか、歩行を遮られ、やや迷惑そうにしているようにも見える。少数派だが、携帯電話を向ける人の姿も。秒で撮影を終わらせたスコットは、笑みを浮かべながら、スタッフたちとその場を後にした。

動画は1,400万回視聴されている。ネットユーザーからは「みんな知ってるけど、気に留めてないだけ」「スコットは、一般人のごとく歩き回れて幸せだろう」、「アメリカ人だけど、自分も誰か知らない」「私たちが日本の著名人を知らないのと同じ。がっかりすることではない」などの反応が寄せられている。

2021年に起きた野外フェスティバルでの死傷事故を持ち出し、「アストロワールドで彼が人が死んでいるのを無視したように、日本人は彼を無視している」といった皮肉のコメントも投稿されている。

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テキサス州ヒューストンで行われた「アストロワールド・フェスティバル」では、すし詰め状態となった会場で観客が押し合いとなり、10人が死亡、300人が以上が負傷する大事故に発展した。ステージにいたスコットは、観客席でトラブルの様子を目にしていたが、コンサートを中断しなかったとして非難を浴びた。

スルーされたのは、スコットでだけではない

なお昨年8月には、ヒット曲「グッチ・ギャング」で知られるラッパー、リル・パンプ(Lil Pump)もスクランブル交差点に出現。通行人に気づかれず、戸惑う姿が話題となった。