「プラダを着た悪魔」ブロードウェイミュージカル化へ大きく前進

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2年前より検討が進められていた『プラダを着た悪魔』のブロードウェイミュージカル化が大きく前進。ニューヨークタイムズによると、プロデューサーのケヴィン・マックコラム(Kevin McCollum)が、歌手のエルトン・ジョンと脚本家のポール・ラドニックと契約を結んだとの発表が行われた。

『プラダを着た悪魔』は、ローレン・ワイズバーガー(Lauren Weisberger)が2003年に発表した同名のフィクション「The Devil Wears Prada」で、鬼編集長のもと、馬車馬のように働かされる編集アシスタントの目を通じて、生き馬の目を抜くファッション業界の内幕が描かれた本。

出版当時は、米VOGUE誌(ヴォーグ)の編集長、アナ・ウィンターや業界の状況があまりにリアルに描かれていたため、当時大きな話題となった。

2006年には、メリル・ストリープとアン・ハサウェイによる共演で映画化され、全世界で大ヒットの興行成績をおさめた。

The Devil Wears Prada
©2006 Twentieth Century Fox

これまで、Rent(レント)や、Something Rotten!(サムシング・ロッテン)をプロデュースしてきたマックコラム氏は、この企画の実現に向けて、すでに2年以上の時間をかけており、今回このエルトン・ジョンとポール・ラドニックが脚本を手掛けることを認め、大きく前進することとなりました。
エルトン・ジョンは、The Lion King(ライオン・キング)で2000年にTony Award (トニー賞)を受賞した他、Aida(アイーダ)も手がけています。

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公演の時期やキャストについては、未定とのこと。