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テキサス州 教会銃乱射事件 犯人・動機・銃規制への動きは?

5日にテキサス州サザーランドスプリングズの教会で発生した銃乱射事件で、18ヶ月の幼児から77歳のお年取りまで26名が死亡し、20名が負傷した。CNNによると、死者数は過去10年の乱射事件で全米で5番目に高い数字となる。

容疑者のデヴィン・パトリック・ケリー(Devin Patrick Kelley)(26)は、防弾チョッキを着用し、礼拝中の教会でRuger AR-556 rifleという軍隊式のライフルを乱射した。その後、自動車で逃走したが、自ら発砲した頭部への銃弾、または、追跡を行なった市民が放った銃弾により死亡した。現在のところ、どちらが死因となったかは明らかにされていない。

発表によると、教会で発見されたRuger AR-556 rifleの他、車の中から、グロック社製の銃とピストルが発見された。

訪日中のトランプ大統領は記者会見で、「他国同様にアメリカは多くの精神疾患の問題を抱えている」と原因を容疑者の精神疾患に求め、事件は「銃の問題によるものではない」とした。

Devin Patrick Kelley容疑者

ケリー容疑者(26)はテキサス州ニュー・ブランフェルズに在住し、地元の高校を卒業後、2009年に空軍に入隊した。しかし、2012年に最初の妻への暴行と子供の頭蓋骨を損傷させたことで、軍法会議で有罪判決を受けている。空軍のスポークスマンによると、一年間、軍事刑務所に収監され、2014年に、懲戒除隊している。

銃の所持について

連邦法では、ドメスティックバイオレンスで有罪判決を受けた者の銃器と弾薬を所有することを禁止している。これに従えば、ケリー容疑者は合法的に銃を購入、所持することが不可能だが、米空軍は6日(月)、ケリー容疑者の記録が、適切に処理されず犯罪情報センターに登録されていなかったことを認めた。

動機は

現在のところ動機は明らかになっていないが、捜査当局は、妻の母親が同教会のメンバーであり、容疑者の怒りが現在の妻の家族に向けられたものではないか、と可能性を述べている。しかし、妻とその両親は日曜日には教会に参加していなかったという。

議員らの銃規制への立場・見解

事件後、テキサス州選出の議員や州司法長官はメディアのインタビューに答え、事件について語ると同時に銃規制に関する見解を述べた。

テキサス州のヘンリー・クエラー下院議員は、先週のニューヨークのトラック暴走テロや9.11を例に、「殺人を犯そうと思えば、彼らは方法を見つける」と発言。テロリストが使用するからという理由で車や飛行機を禁止するのか、と述べ、銃規制に意味がないことを示唆した。

テキサス州司法長官のケン・パクストンはFOX NEWSのインタビューに回答。これからも同様の事件が起きる可能性があることから、「教会内に、セキュリティーの専門家、または武装した教区の参加者が必要だ」と発言。武力で対応する必要性を訴えた。

テキサス州選出の連邦上院議員のテッドクルーズは、現段階で政治を持ち込む必要はないと述べ、銃規制に関する議論に牽制をし、犯人に銃で立ち向かった一般市民を「勇敢だ」と称えた。

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