ジェームズキャメロンの新作ターミネーター2019年7月米公開へ

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シリーズ第6作目となる「ターミネーター」(The Terminator)の全米公開が、2019年7月26日に決定した。オリジナルと第2作目をてがけたジェームズ・キャメロン(James Cameron)がプロデューサー役を、「デッド・プール」のティム・ミラー(Tim Miller)が監督を務める。

第1作目が公開されたのは1984年。その後『ターミネーター2 Judgment Day』(1991)、『ターミネーター3 Rise of the Machines』(2003)、『ターミネーター4 Terminator Salvation』(2009)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、と5作品がリリースされている。

ハリウッド・リポーター誌がジェームズ・キャメロンとティム・ミラーに行ったインタビューでは、新作の内容は、第1、第2作品目からつながるストーリーとなる。その他3作品のストーリーに関しては、「悪夢」か「別の次元での出来事」と消し去りたいかのような発言をした。

さらに、「80年代のサイエンスフィクションが現実に起ころうとしている」と人工知能がもたらす危機や、ヒューマノイドロボットの急速な発展に触れ、これらのことが現実になる前に映画を世に送り出さなければならない、と製作の動機を語った。

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リンダ・ハミルトンが復活

アーノルド・シュワルツェネッガーに加えて、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも復帰することが発表された。監督によると、シュワルツェネッガーは再出演してくれると思っていたが、元妻でもあるリンダ・ハミルトンは、その後の作品に出演しておらず、交渉が少し大変だったという。
さらに、スターウォーズのように新たなスターの投入をするか、との質問に対しては、主役となる18歳くらいの女優を検討中と述べ、作品が次世代の役者への橋渡しとなることを示唆した。